債務整理 - 取扱業務 - 法律相談福岡市の弁護士事務所あすなろ法律事務所

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債務整理[さいむせいり]

1.任意整理[にんいせいり]

直接債権者[ちょくせつせいけんしゃ]と話[はな]し合[あ]い、債務額[さいむがく]を見直[みな]し、月々[つきづき]の返済方法[へんさいほうほう]などの約束[やくそく]を交[か]わす方法[ほうほう]です。協議[きょうぎ]については弁護士[べんごし]が代理[だいり]で交渉[こうしょう]を行[おこ]います。

◎任意整理[にんいせいり]の長所[ちょうしょ]

債権者[さいけんしゃ]からの取立[とりたて]てが止[と]まる。
債務額[さいむがく]が減額[げんがく]される（減額[げんがく]の幅[はば]は、再生[さいせい]の場合[ばあい]ほど大[おお]きくありません）。
過払[かばら]い金[きん]を請求[せいきゅう]できる場合[ばあい]がある。
過払[かばら]い金[きん]とは、法律[ほうりつ]で定[さだ]められた利率[りりつ]を超[こ]えた支払[しはらい]をしてきた場合[ばあい]に、払[はら]い過[す]ぎたお金[かね]のことです。利息[りそく]の引[ひ]き直[なお]し計算[けいさん]により、過払[かばら]い金[きん]があることが判明[はんめい]した場合[ばあい]には、返還請求[へんかんせいきゅう]によって取[と]り戻[もど]すことも可能[かのう]です。

2.個人再生[こじんさいせい]

継続[けいぞく]して収入[しゅうにゅう]を得[え]る見込[みこ]みのある場合[ばあい]に、裁判所[さいばんしょ]の許可[きょか]を得[え]て、債務[さいむ]の一部[いちぶ]を３年程度[ねんていど]で支払[しはら]い、残額[ざんがく]が免除[めんじょ]されるという方法[ほうほう]です。

◎民事再生[みんじさいせい]の長所[ちょうしょ]

債務[さいむ]が大幅[おおはば]に減額[げんがく]される。
住宅[じゅうたく]ローンの残[のこ]った住宅[じゅうたく]を維持[いじ]するための仕組[しくみ]を利用[りよう]できる。
免責不許可事由[めんせきふきょかじゆう]があり自己破産[じこはさん]が困難[こんなん]な方[かた]でも申立可能[もうしたてかのう]。

3.自己破産[じこはさん]

裁判所[さいばんしょ]の許可[きょか]を得[え]て、債務[さいむ]を免責[めんせき]する手続[てつづき]です。免責[めんせき]を許可[きょか]されると、債務者[さいむしゃ]は債務[さいむ]を支払[しはら]わなくてもよくなります。ただし、財産[ざいさん]をお持[も]ちの方[かた]は、財産[ざいさん]を処分[しょぶん]して債権者[さいけんしゃ]に対[たい]する配当[はいとう]に充[あ]てることを要請[ようせい]される場合[ばあい]もあります。また、浪費[ろうひ]などの免責不許可事由[めんせきふきょかじゆう]がある人[ひと]は自己破産[じこはさん]ができない場合[ばあい]があります（反省[はんせい]している場合[ばあい]は、裁判所[さいばんしょ]の裁量[さいりょう]により免責[めんせき]されることもあります）。